自治体再建研究会

当研究会について

 自治体再建研究会(2013年3月に正式発足)は、福島第一原発事故以降、広域避難者支援に取り組んでいた社会学者の山下祐介さん(当時:首都大学東京、現:東京都立大学)と舩橋晴俊さん(当時:法政大学、故人)が、「(行政体としての)自治体のあり方」が広域避難者支援の壁になっているという認識から、被災自治体に関する研究を模索するところから始まりました。
 山下さんが2011年から福島県富岡町の避難先であるビッグパレットふくしまに入り、そこで富岡町の関係者の方々へ調査を始めた経緯から、社会学者を中心とした研究者と町関係者が交流するようになりました。そうしたなかで、調査研究の必然性から他領域の研究者を巻き込み、被災自治体に関する学際的な研究グループとして当研究会は発足しました。
(高木竜輔、佐藤彰彦、金井利之編著(2021年)『原発事故被災自治体の再生と苦悩──富岡町10年の記録』第一法規 371頁より抜粋、一部改変)